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角度の種類(鋭角・直角・鈍角ほか)

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公開 2026年7月
方眼紙に描かれた鋭角・直角・鈍角と分度器

角度の種類を分けるもの

角度とは、頂点と呼ばれる 1 点で交わる 2 本の半直線のあいだの開きのことです。その開きの大きさはで測り、0°(2 本が重なっている状態)から 360°(1 周して元に戻った状態)までの範囲を取ります。角度の種類とは、この範囲を区切った一部分に名前をつけたものにすぎません。

つまり角度の種類は、形や色、線の引き方の話ではなく、たったひとつの数値の話です。度数さえ分かれば、名前は自動的に決まります。45° の開きは、ピザの一切れでも凧の角でも鋭角です。ですからこの話題は、いくつかの境目を覚えることに尽きます。90°、180°、360° が区切りで、名前のついた種類はそのあいだにあります。

鋭角・直角・鈍角:日常の 3 つ

この 3 つで、日々出会う角度のほとんどが説明できます。いずれも最初の大きな境目である 90° を基準に定義されます。

鋭角は 90° 未満のすべてで、狭くとがった開きです。1 時を指す時計の針、ピザの一切れの先端、閉じ始めたはさみの刃などを思い浮かべてください。狭く詰まって見えれば鋭角です。

直角はちょうど 90°、完全な四角い角です。紙の角、窓枠、壁と床が出会う線はすべて直角です。ほかのすべての種類が直角との関係で説明されるため、まず覚えるべき最重要の角度です。

鈍角は 90° より広く 180° より狭い角度で、開いてはいるものの、はっきりと折れ曲がっています。後ろに倒したリクライニングチェア、開いたノートパソコンの角度、8 時を指す時計の針などが鈍角です。開きが平らな直線になった瞬間、それは鈍角ではなくなります。

鋭角(90° 未満)、直角(ちょうど 90°)、鈍角(90°〜180°)と表示された 3 つの角度

平角・優角・周角:より大きな開き

90° を超えても角度は大きくなり続け、さらに 3 つの名前が道しるべになります。

平角はちょうど 180° です。2 本の辺が正反対を向き、頂点を通る 1 本の直線をつくります。平らな地平線、水平なテーブルの縁、6 時を指す時計の針などです。これが角度であることは忘れられがちですが、それより下のすべてと、上の優角とを分ける境界線です。

優角は 180° より大きく 360° より小さい角度です。見慣れた角度の「外側」にあたります。ある角が片側で 60° 開いているなら、反対回りの優角は 300° です。目いっぱい倒したリクライニングチェアや、壁の面を大きく超えて開いた扉の大きい方の弧に見られます。

周角はちょうど 360°、辺が出発点に戻るまでの 1 回転です。1 周したこま、文字盤を 1 周する秒針が描くのが周角です。

大きな角度 3 つ:180° の直線(平角)、180° を超える優角、360° の 1 回転

ひと目で見分ける

ほとんどの角度を分類するのに道具は要りません。必要なのは基準で、いちばん良いのは四角い角です。本、スマホ、紙の角を当てて比べてみてください。

  • 角より狭い? 鋭角(90° 未満)。
  • 角とぴったり合う? 直角(90°)。
  • 角より広いが、まだ折れている? 鈍角(90〜180°)。
  • 平らな直線になっている? 平角(180°)。
  • 折れすぎて反対側に回り込んでいる? 優角(180〜360°)。

この目視テストで、ほぼ毎回正しい分類にたどり着けます。棚受け金具の鈍角が 105° なのか 115° なのか、正確な数値が必要になったときに測定の出番です。iPhone を面に当ててセンサーに傾きを読ませることもできますし、オンライン分度器で写真の上に 2 本の線を置いて度数を読むこともできます。分類はどの種類かを教え、測定はそのうちのどれかを教えてくれます。

これらの種類と並んでよく出てくる関連の考え方にも触れておきます。余角は足して 90° になる 2 つの角度、補角は足して 180° になる 2 つの角度です。どちらも 1 つの角度の種類ではなく、2 つの角度のあいだの関係を表します。知っておくと便利ですが、上の 6 分類とは別の話です。

早見表

度数順に並べた、すべての角度の種類です。

種類度数見た目
鋭角90° 未満鋭く狭い開き
直角ちょうど 90°四角い角
鈍角90°〜180°開いているが折れている
平角ちょうど 180°まっすぐな線
優角180°〜360°角を大回りした側
周角ちょうど 360°1 回転

鋭角の範囲で覚えておくと便利な目印があります。45° は直角のちょうど半分、正方形の対角線の角度です。造作や枠組みで最もよく使われる角度なのはそのためです。45 度の角度の測り方とけがき方もご覧ください。

「度」が実際に何を表すのかをもっと知りたい方は、度の意味と 360° という体系の由来をどうぞ。そもそも角度の大きさがどう求まるのか — その 1 つの数値が何を数えているのか — がはっきりしない場合は、角の大きさとは何かから読んでみてください。あわせて読めば、これらの名前は暗記すべき項目ではなく、ひと目で腑に落ちる考え方に変わります。

よくある質問

角度の主な 6 種類は?

度数による分類は、鋭角(90° 未満)、直角(ちょうど 90°)、鈍角(90°〜180°)、平角(ちょうど 180°)、優角(180°〜360°)、周角(ちょうど 360°)の 6 つです。いずれも、開きが何度あるかだけで定義されます。

鋭角と鈍角はどう見分けますか?

90° である直角と比べてください。鋭角は直角よりはっきり狭く、とがって見えます。鈍角は直角より広いものの、まだ折れ曲がっています。90° を超えて開きますが、180° の直線にはなりません。

余角と補角の違いは?

余角は、足して 90° になる 2 つの角度のことです(直角をつくる 30° と 60° など)。補角は足して 180° になり、直線をつくります(110° と 70° など)。どちらも 2 つの角度の関係を表すもので、1 つの角度の種類を指す言葉ではありません。

180 度は本当に「角度」なのですか?

はい。180° の角度は平角と呼ばれます。2 本の辺が正反対を向き、頂点を通る 1 本の直線になります。これより下の鈍角と、上の優角の境目にあたるため、独立した種類として名前がついています。

4.4
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