4 ステップの基本手順(どの度数でも同じ)
30°、45°、117° — これから描くどんな角度も、同じ 4 つの動作から生まれます。
- 基準線を引く。 定規でまっすぐな線を、必要だと思うより長めに引きます。片方の端(または線上の任意の位置)にはっきりした点を打ちます。これが頂点、角の角にあたります。
- 中心と向きを合わせる。 分度器の中心 — まっすぐな辺の中央にある小さな穴や十字線 — を頂点にぴったり合わせ、0° の線を基準線に沿わせます。両方が重要です。中心は合っていても回っていれば、あるいは向きは合っていても中心がずれていれば、違う角度が描かれます。
- 度数に印をつける。 曲線の目盛りで目標の数値を探し、分度器の縁のすぐ外側に、小さく正確な鉛筆の点を打ちます。
- 結ぶ。 分度器を外し、定規で頂点からその点を通る直線を引きます。これで完成です。基準線と新しい線のあいだの開きが、あなたの角度です。
角度を測ったことがある人なら、同じ手順の逆だと気づくはずです。測るときは既にある辺から数値を読み、描くときは辺が来るべき位置に点を置きます。

目盛りが 2 列ある落とし穴
標準的な分度器には数字の弧が 2 本あります。左から右へ 0〜180°、もう 1 本は右から左へ 0〜180° です。基準線のどちらの端からでも作業できるようにするためのもので、この 2 つを混同することが、作図で最も多い失敗です。
ルールはこうです。基準線の上で 0° を示している目盛りを使う。 分度器を置き、基準線が目盛りの下から出ている位置を見て、そこで 0 と書かれている弧を確認してください。その弧があなたのもので、もう一方は完全に無視します。
そのうえで結果を確認します。鋭角(90° 未満)は四角い角より明らかに鋭く見えるはずで、鈍角は広く見えるはずです。45° を描いたつもりなのに広く開いて見えるなら、反対の弧で 135° に印をつけています。角度の種類を軽くおさらいしておくと、この直感的な確認が自然にできるようになります。

例題:45°
基準線を引き、左端に頂点の印をつけます。分度器を中心に置き、0° を右方向の線に沿わせ、右側で 0 から始まる目盛りをたどって 45 まで進みます。点を打ち、結び、確認します。この角度は四角い角をちょうど半分に分けるはずです。鋭く、明らかに 90° 未満 — それが 45° です。
例題:120°
手順は同じです。今度は目盛りを 90° より先までたどり、120 に点を打ちます。できあがった角度は四角い角より広く、しかし直線にはまだ届かないはずです。点が鋭い角度の位置に来てしまったなら、反対の弧で 60° を読んでいます。求めた数値の鏡像です。
優角を描く
優角は 180° より大きく、半円の分度器では直接届きません。その必要もありません。1 回転が 360° なので、優角と隣り合うふつうの角度は、必ず足して 360 になります。
300° を描くには、360 − 300 = 60 を計算し、上の 4 ステップで 60° の角度を描きます。その外側の開きが 300° です。外側に小さな曲線の矢印を添えておけば、図を読む人にどちらの開きを指しているかが伝わります。これはどの優角でも使えます。200° は 160° の外側、270° は四角い角の外側です。
描いた角度を確認する
2 つ目の分度器がなくてもできる、手早い確認方法が 2 つあります。
- 折りたたみテスト(45° と 90°)。 頂点を通るように紙を折り、基準線が自分自身に重なるようにします。その折り目がちょうど 90° です。45° なら、一方の辺がもう一方にぴったり重なるように折ってください。折り目が角度をきれいに二等分していれば、左右が一致していて、角度は正しいということです。
- 図を測り直す。 ほかの度数なら、印刷された角度を測るのと同じ要領で自分の作図を測ります。分度器が手元にない場合は、ページを撮影してオンライン分度器の 2 本の線を辺に合わせてください。表示は目標から 1 度以内に収まるはずです。
鉛筆での作図なら、1 度前後のずれはふつうです。それ以上ずれるときの原因はたいてい、鉛筆の点が太すぎる、中心がずれている、あるいは 10 回のうち 9 回は目盛りの取り違えです。