角度計の使い方(手動式とデジタル式)
1 分で読めます
公開 2026年6月
角度計にできること
角度計は、2 つの面が出会う角度を測る、あるいは写し取る道具です。目盛りや画面に数値を出すものもあれば、自由スコヤのように角度をつかんでのこぎりへ運ぶだけのものもあります。角度を読みたいのか写したいのかがはっきりすれば、どの道具を取るべきかも決まります。
| 道具 | 向いている用途 | 角度の得方 |
|---|---|---|
| 自由スコヤ | 半端な角度を切断に写す | 羽根を固定して写す — 度数は分度器で読む |
| デジタル角度計 | 加工材のそばで数値がほしいとき | 2 本の脚を当て、液晶を読む |
| スマホアプリ | いつも持っている角度計 | 面に置いて、リアルタイムの度数を読む |
自由スコヤ(手動式)の使い方
自由スコヤは、木工における角度計の定番です。手順は次のとおりです。
- 固定を緩める。 蝶ナットやレバーを緩め、羽根が自由に動くようにします。
- 角度に合わせる。 台を一方の面に平らに当て、羽根をもう一方の面に密着するまで動かします。両方の面がぴったり当たっていることが必要で、隙間があると角度がずれます。
- 固定する。 羽根が動かないように注意しながらナットを締めます。
- 読むか、写す。 固定した自由スコヤを分度器の上に置けば度数が読めます。作業なら、そのまま加工材に当ててけがきます。
自由スコヤの強みは忠実に写せることです。数値が分からないままでも、半端な入隅をそのまま再現できます。

デジタル角度計の使い方
デジタル角度計は、印刷された目盛りの代わりに傾きセンサーと液晶を使います。
- 水平基準ではなく 2 面のあいだの角度がほしいときは、平らな基準面でゼロ合わせをします。
- 2 本の脚を両面に密着させ、支点を隅に合わせます。
- 画面を読みます。 ホールドを押せば、道具を離しても数値が固定されます。
目盛りを目で読む必要がないので、最も多い読み取りミスがなくなります。代わりに、充電しておくべき電池が 1 つ増えます。
スマホを角度計として使う
iPhone には、デジタル角度計が使うのと同じ種類の傾きセンサーがすでに入っています。Protractor アプリがそれを読み取るので、合わせる脚はありません。
- 角度を知りたい面にスマホを平らに当てます。
- 表示が落ち着くのを待ち、度数を読みます。タップでパーセント勾配や寸勾配に切り替わります。
- 2 面のあいだの角度が必要なときは、先に基準面でゼロ合わせをします。
- スマホを当てられない角度にはカメラモードを使い、写真の辺に画面上の線を合わせます。
工房に置き忘れることのない角度計であり、無料で試せます。角度を測る道具全体の比較と、表示の背後にある仕組みは使い方をご覧ください。

正確に読み取るコツ
- 道具はしっかり平らに押し当ててください。1 度分のガタつきや隙間でも答えが変わります。
- 2 面のあいだを測る前に、平らと分かっている面でゼロ合わせをし直します。
- デジタル機器は 1 秒ほど落ち着かせてから数値を信用してください。
- 目で見て確認します。直角より鋭ければ、値は 90° 未満になるはずです。
基準面さえきちんと当たっていれば、あとは数値を読むだけ — あるいは、その角度をそのまま切断へ運ぶだけです。